こんにちは！明大前はり灸院の院長の榊原です。
さて、今まさにこのブログを読んでくださっている、デスクワーク中のあなた。 どんな風に椅子に座っていますか？
もしかして、椅子の半分くらいにちょこんと腰掛けて、背中が「C」の字のように丸〜くなっていたりしませんか…？ 分かります、分かります。PC作業に集中していたり、午後になって少し疲れてきたりすると、ついつい骨盤がだら〜んと後ろに倒れた**「ずっこけ座り」**になっちゃいますよね。
でも、その楽ちんに思える姿勢が、実はあなたの膝をじわじわといじめているとしたら…？
この「ずっこけ座り」、膝にとっては超キケンな座り方なんです。 骨盤という「体の土台」が後ろに傾くと、その上に乗っている背骨も丸まり、全身のバランスが崩れます。 すると体は、前に倒れ込まないように無意識に脚でグッと踏ん張ろうとします。特に、太ももの前側の筋肉が常に「おっとっと！」と緊張し続ける状態に。
この、一日中続く地味〜な緊張が、膝のお皿を常に引っ張り続け、痛みを引き起こす大きな原因になるんです。
でも、大丈夫。たった一つの意識で、未来は変えられます。 想像してみてください。
お尻をキュッと奥まで入れて座るだけで、意識しなくても背筋がスッと伸びる。なんだか「仕事ができる人」に見える、あの凛とした美しい姿勢を。 夕方になっても疲れにくく、仕事のパフォーマンスも上がる毎日を。（良い姿勢は呼吸も深くしてくれますからね！） そして何より、立ち上がる時の一歩目が、驚くほど軽い！「あれ、私ってこんなに軽やかだったっけ？」と嬉しくなる瞬間を。
ワクワクしませんか？
とはいえ、長年のクセで骨盤が後ろに傾いたまま固まっていると、深く座ること自体が「逆にしんどい…」と感じる方もいます。 僕たちの役割は、そんなあなたの固まった骨盤周りを優しくほぐし、スッと深く座れる**「正しい土台」**を取り戻すお手伝いをすることです。
さあ、この記事を読み終わったら、ぜひ一度立ち上がって、お尻を「グッ！」と椅子の奥まで入れて座り直してみてください。 その小さな変化が、未来のあなたを膝痛から守る、大きな大きな一歩になりますよ。
明大前はり灸院 院長 榊原
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