こんにちは! 明大前はり灸院の院長、榊原です。
「今日も一日お疲れ様…」と、ホッと一息ついてベッドにダイブ。 さあ寝るぞ、とその前に。ちょっとだけインスタをチェック、友達からのLINEに返信、面白い動画探し…。
気づけば30分、1時間とあっという間に過ぎ、いざ寝ようと思っても目がギンギンに冴えてしまっている…。 そんな経験、ありませんか?
わかります。僕も鍼灸師のくせに、ついついやっちゃうことがあるので、あまり偉そうなことは言えません(笑)。 でも、もしあなたが「寝つきが悪い」「眠りが浅い」と悩んでいるなら、この**「寝る前のスマホ時間」**こそが、実は最大の犯人かもしれないのです。
脳を叩き起こす「ブルーライト」の正体
スマホやパソコンの画面から発せられる**「ブルーライト」**。 この光は、太陽光に含まれるものと非常に近い、強く、覚醒作用のある光です。
私たちの脳は、大昔から「太陽の光(ブルーライト)を浴びたら活動開始!」とプログラムされています。 そのため、夜、寝る前に目からブルーライトを浴びてしまうと、脳は**「おっと、今は昼間か!戦闘モード(アクセルON)にしなきゃ!」**と盛大に勘違いしてしまうんです。
さらに、ブルーライトには**「メラトニン」**という、自然な眠りを誘う「睡眠ホルモン」の分泌を、強力に抑制してしまう作用があります。
つまり、寝る直前までスマホを見ているということは、 脳に「まだ寝るな!起きろ!」と命令しながら、心では「眠りたい…」と願うという、壮大な矛盾行動をしているのと同じこと。 これでは、寝つきが悪くなるのも、眠りが浅くなるのも、当然の結果と言えるのです。
寝る前の1時間を「ご褒美タイム」に変えよう
そこで、今日あなたにご提案したいのが**「デジタル門限」です。 ルールは簡単。「就寝1時間前になったら、スマホは触らない場所に置く」**たったこれだけです。
「え、その1時間、何すればいいの…」と不安になりますよね。 その時間を、スマホから離れて心と体をいたわる**「あなただけのご褒美タイム」**にしてみませんか?
- 好きな音楽を、照明を落として聴いてみる
- カフェインレスの温かいハーブティーをゆっくり飲む
- 「気持ちいいな」と感じる程度に、簡単なストレッチをする
- アロマを焚いて、お気に入りの香りに包まれる
- パラパラとめくれる雑誌や、優しい内容の本を読む
ポイントは、脳を興奮させず、「これからお休みモードに入りますよ〜(ブレーキON)」と、優しく体に教えてあげることです。
もちろん、鍼灸で自律神経を整え、眠りやすい体を作ることは僕たちの得意分野です。 ですが、せっかく施術でブレーキをかけやすい状態を作っても、毎晩ご自身でアクセルを全開にしては、非常にもったいない!
このセルフケアと鍼灸を組み合わせることで、あなたの睡眠の質は、驚くほど変わっていくはずです。 今夜から、スマホと少しだけ距離を置いて、あなた自身のための穏やかな時間を過ごしてみませんか?
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