こんにちは。明大前はり灸院の榊原です。
前回のブログでは、肩甲骨を動かすことの重要性についてお話ししました。今回は、頭痛と深く関わっている**「目の疲れ」**について掘り下げていきたいと思います。
「頭痛はよくあるけど、目の疲れなんて、みんな同じでしょ?」 そう思っていませんか?実は、その目の疲れが、あなたの頭痛の大きな原因になっているかもしれません。
目の疲れが身体全体に与える影響
私たちは、朝起きてから寝るまで、多くの情報を**「目」**から取り入れています。特に、長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作が当たり前になった現代では、目を酷使する機会が格段に増えました。
目やその周りには、ピントを合わせるための筋肉や、たくさんの毛細血管、そして神経やツボが集中しています。目が疲れるということは、これらの筋肉がずっと緊張し続けている状態だと言えます。
想像してみてください。小さな筋肉が何時間も働き続けている状態。それが、首や肩の筋肉の緊張と合わさると、どうなるでしょうか?
目の疲れが頭痛を引き起こすメカニズム
目の周りの筋肉が緊張すると、その部分の血行が悪くなります。すると、酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり、疲労物質が溜まりやすくなります。
この目の周りの緊張は、首や肩、頭へとつながる筋肉にも伝わっていきます。
- 目の周りの筋肉が緊張する
- 首や肩の筋肉も硬くなる
- 頭部全体の血行が悪くなる
- 頭痛が引き起こされる
特に、**「目の奥がズキズキする」**といった痛みを感じる方は、目の疲れからくる頭痛の可能性が非常に高いです。
「そう言えば、パソコン作業の後や、スマホを長時間見ていた後に、いつも頭が痛くなる気がする…」 もし心当たりがあるなら、あなたの頭痛は目の疲れが原因かもしれません。
今すぐできる!目の疲れ解消法
でも、ご安心ください。目の疲れからくる頭痛は、ちょっとした工夫で改善することができます。
- 目を温める:温かいタオルやホットアイマスクなどで目を温めてあげましょう。血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。
- 遠くの景色を眺める:長時間の近距離作業で疲れた目を休ませるために、窓の外の遠くの景色を数分間眺めてみましょう。
- こまめに休憩を取る:パソコンやスマホの作業は、1時間に1回は5~10分程度の休憩を取り、目を休ませてあげましょう。
鍼灸が目の疲れに効く理由
当院の鍼灸治療は、この目の疲れからくる頭痛にも非常に効果的です。
目の周りや、首、肩にあるツボに鍼をすることで、**血行を促進し、筋肉の緊張を根本から緩めていきます。**また、自律神経のバランスを整え、目の周りの神経の興奮を鎮めるお手伝いもします。
「施術を受けたら、目の奥がスッキリして、頭痛も軽くなった!」
そんな嬉しいお声をいただくことも少なくありません。目の疲れからくる頭痛を抱えている方は、ぜひ一度、当院の施術を試してみてください。
次回は、東洋医学の**「未病治(みびょうち)」**という考え方についてお話しします。どうぞお楽しみに!
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