こんにちは。明大前はり灸院の榊原です。
前回のブログでは、女性ホルモンと頭痛の深い関係についてお話ししました。今回は、意外な頭痛の原因として、多くの方が軽視しがちな**「冷え」**について掘り下げていきたいと思います。
夏でも油断大敵!あなたの身体は冷えていませんか?
「え?もう夏なのに冷えなんて関係ないでしょう?」 そう思われた方もいるかもしれません。確かに、気温は高いですが、私たちの生活の中には、意外と身体を冷やす要素がたくさん潜んでいます。
例えば…
- オフィスや電車内の強い冷房
- つい手が伸びてしまう冷たい飲み物やアイスクリーム
- 薄着で過ごすことが多い
- シャワーだけで済ませ、湯船にゆっくり浸からない
もしあなたがこれらの項目に一つでも心当たりがあるなら、あなたの身体は、思っているよりもずっと冷えている可能性があります。
冷えがなぜ頭痛を引き起こすのか?
身体が冷えると、血管が収縮し、血行が悪くなります。血液は、全身に酸素や栄養を運ぶ大切な役割を担っていますから、血行が悪くなると、筋肉や内臓の働きが悪くなってしまいます。
特に、首や肩周りの血流が滞ると、筋肉がガチガチに凝り固まります。これは、頭部への 血流循環も悪くしてしまうため、緊張型頭痛を引き起こしやすくなるのです。
また、東洋医学では、冷えは**「瘀血(おけつ)」**と呼ばれる、血の巡りの滞りを生み出すと考えられています。この「瘀血」が頭部で起こると、さらに頭痛を悪化させる要因となります。
「冷えなんて関係ない」と思っていたあなたへ
「私は夏でも手足が冷たいから、体質だと思って諦めていた…」 「冷たいものが好きだから、我慢できない…」 「毎日忙しくて、シャワーで済ませるのが楽…」
そう思っていたあなた。もしかしたら、長年悩まされてきたその頭痛の原因は、まさに**「冷え」**だったのかもしれません。
「まさか、こんな身近なことが頭痛の原因だったなんて!」 そう驚かれた方もいるのではないでしょうか。
今日からできる!身体を温める簡単習慣
でも、落ち込む必要はありません。今日から少しだけ、身体を温めることを意識するだけで、あなたの身体は必ず応えてくれます。
- 温かい飲み物を積極的に摂る:冷たいジュースやアイスコーヒーだけでなく、白湯やハーブティーなど、温かい飲み物を意識して飲むようにしましょう。
- シャワーだけでなく湯船に浸かる:忙しい日でも、できるだけ湯船にゆっくり浸かる時間を作りましょう。身体が温まり、血行が促進されます。
- 腹巻やレッグウォーマーを活用する:特に冷えやすいお腹や足元を温めることで、全身の冷えを和らげることができます。
- 温かい食事を心がける:冷たいサラダやそうめんだけでなく、根菜類や生姜など、身体を温める食材を積極的に摂りましょう。
- 軽い運動を取り入れる:ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を習慣にすることで、血行が促進され、身体が温まります。
上記のこと を実践するだけでも、驚くほど身体が温まり、頭痛が和らぐことがあります。
「冷えなんて、たいしたことない」と思っていたあなた。ぜひ今日から、少しだけ自分の身体の声に耳を傾け、温めてあげることを意識してみてください。
あなたの身体は、きっと喜んでくれますよ。そして、長年の頭痛の悩みから解放される日が来るかもしれません。
次回は、頭痛が改善されたら、あなたはどんな未来を描きますか?少し未来のセルフイメージをしてみましょう。
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