産後を見据えて。妊娠中からできる体の準備と鍼灸の役割

こんにちは! 明大前はり灸院、院長の榊原です。

妊娠中の願いといえば、第一に「元気な赤ちゃんが無事に生まれてくること」。そして「安産であること」。これらは、全ての妊婦さんとご家族の、共通の想いだと思います。

しかし、その先に続く、長い「育児」という物語のことも、少しだけ想像してみてください。 出産は感動のゴールであると同時に、お母さんにとっては、24時間体制の、愛おしくも大変な育児生活の**「スタート」**でもあります。

そのスタートを、少しでも楽に、笑顔で切るために。 妊娠中の今だからこそできる**「未来への準備」**があることをご存知ですか?

東洋医学では、出産は女性の体に大きな負担をかけ、エネルギーである「気」や栄養である「血(けつ)」を大量に消耗すると考えます。 もし、妊娠中から腰痛や不眠、冷えといった不調を抱えたまま出産に臨むと、ただでさえ消耗する体に、さらなる負担がかかり、産後の回復、いわゆる「産後の肥立ち」が遅れてしまう原因にもなりかねません。

産後の回復が遅れると、体力の低下から母乳の出が悪くなったり、気分の落ち込みが激しくなったりと、心身ともに辛い状況に陥りやすくなります。

そこで、鍼灸治療が大きな役割を果たします。 妊娠中の鍼灸ケアは、つわりや腰痛といった目の前の不調を和らげるだけが目的ではありません。

  • エネルギーの消耗を防ぐ: 痛みや不眠を解消し、無駄な体力消耗をストップさせます。
  • エネルギーを蓄える: 胃腸の働きを整え、血の巡りを良くすることで、産後に必要な「気」と「血」をしっかりと体に蓄えます。

妊娠中のケアは、これから始まる育児という名のマラソンを走り抜くための**「エネルギー貯金」**のようなものなのです。

この「貯金」が十分にあるかどうかで、産後の生活の質は大きく変わってきます。 実際に、妊娠中から定期的にケアを続けていた方は、「産後の回復が周りの友人より早かった」「大変だけど、心に余裕を持って赤ちゃんと接することができた」とおっしゃる方が非常に多いのです。

私の役目は、無事に出産の日を迎えるサポートをすることだけではありません。その先にある、お母さんと赤ちゃんの新しい毎日が、健やかで喜びに満ちたものになるよう、長期的な視点でお手伝いをすることだと考えています。

【未来への投資に、公的サポートを】 この、未来の自分と赤ちゃんへの「投資」とも言える体のケアに、**「せたがや子育て利用券」**をご利用いただけます。賢く活用して、万全の態勢で育児のスタートラインに立ちましょう。

産後の回復がスムーズだと、不思議と心にも余裕が生まれます。 妊娠中からの準備で、あなたと赤ちゃんにとって、最高のスタートを切りましょう。

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