こんにちは。明大前はり灸院の榊原です。
いつも頭痛ブログをお読みいただき、ありがとうございます。今回は、頭痛予防に欠かせない**「食事」**についてお話しします。 「毎日頭が痛くて、ご飯どころじゃない…」 そう感じる方もいるかもしれませんが、毎日の食事が、あなたの頭痛の予防にとても大切な役割を果たしています。
栄養不足が頭痛を招く?
頭痛の原因は、筋肉の緊張や自律神経の乱れ、ストレスなど様々ですが、実は特定の栄養素の不足も、頭痛を引き起こす要因の一つと考えられています。
特に、頭痛の予防に効果があると言われているのが、**「マグネシウム」と「ビタミンB2」**です。
血管を広げる「マグネシウム」
マグネシウムは、私たちの身体に欠かせない重要なミネラルの一つです。 特に頭痛との関連で注目されているのが、血管を広げる働きです。
片頭痛は、脳の血管が急激に 拡張する時に起きると考えられています。マグネシウムは、この血管の拡張を穏やかにし、頭痛が起きるのを防ぐ効果があると言われています。
【マグネシウムを多く含む食材】
- ひじき、わかめ、昆布などの海藻類
- アーモンド、カシューナッツなどのナッツ類
- 豆腐、納豆などの豆類
- ほうれん草などの緑黄色野菜
「あれ?私、海藻とか全然食べてないかも…」 そう思ったあなた。お味噌汁にわかめを入れたり、食事に海藻サラダをプラスしたりと、ちょっとした工夫から始めてみましょう。
エネルギー代謝を助ける「ビタミンB2」
ビタミンB2は、細胞の活動に必要なエネルギーを作り出す、エネルギー代謝に深く関わる栄養素です。
頭痛、特に片頭痛は、脳のエネルギー代謝がうまくいかない時に起きやすいと考えられています。ビタミンB2を積極的に摂取することで、脳のエネルギー代謝を正常な状態に保ち、頭痛の予防に役立つことが知られています。
【ビタミンB2を多く含む食材】
- 豚レバー、鶏レバーなどのレバー類
- うなぎ
- 牛乳、チーズなどの乳製品
- 卵
完璧を目指さなくても大丈夫!
「毎日こんなにたくさんの食材を食べるのは無理だよ…」 そう思いましたか?大丈夫です。最初から完璧を目指す必要はありません。
例えば、
- おやつをナッツにしてみる
- 朝食に牛乳をプラスしてみる
- 週末にひじきの煮物を作り置きしておく
など、できることから一つずつ、楽しみながら食事に取り入れてみてください。
これらの栄養素は、頭痛予防だけでなく、私たちの全身を健康に保つためにもとても重要です。
食事と鍼灸の相乗効果
鍼灸治療は、身体の内側からバランスを整え、頭痛が起きにくい身体づくりをお手伝いします。そして、栄養バランスの取れた食事は、その鍼灸の効果をさらに高めることができます。
鍼灸と食事、両方からのアプローチで、頭痛から解放された、快適な毎日を目指していきましょう。
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