こんにちは！明大前はり灸院の院長の榊原です。
お風呂上がりや仕事の合間、動画サイトなどを見ながら「よし、今日もストレッチするぞ！」。 そのひと手間、本当に素晴らしいです！忙しい中で、自分の体をちゃんとケアしようというそのお気持ち、僕は全力で応援します。
…でも、ちょっと待ってください。 「痛い、痛い…！でも、これが効いてる証拠よね！」なんて、歯を食いしばって無理やりグイ〜ッと筋肉を伸ばしていませんか？
「No Pain, No Gain（痛みなくして、得るものなし）」なんて言葉もありますが、ことストレッチに関しては、それは大きな間違い。 やった直後はスッキリした気がしても、次の日なんだか余計に膝がズキズキする…。そんな**「ストレッチの裏切り」**に遭っていませんか？
筋肉や腱は、一本の**「輪ゴム」**のようなもの。 適度に伸ばせばしなやかになりますが、すでにパンパンに張り詰めている輪ゴムを、さらに無理やり引き伸ばそうとしたらどうなるでしょう？ …そう、プチッと切れたり、表面に無数の傷がついたりして、かえって硬くなってしまいます。
痛みを我慢して行うストレッチは、まさにこれ。 体が「危険だ！」と判断して、筋肉をこれ以上伸ばさせまいと、防御反応で余計にカチンコチンに固まってしまうんです。
そもそも、膝が痛い時に本当に伸ばすべきなのは、痛む膝そのものではなく、その膝を引っ張っている**「真犯人」**（ガチガチの太ももやお尻の筋肉など）だったりします。
でも、あなたの頑張りは決して無駄じゃありません。 想像してみてください。
ストレッチが「痛みに耐える修行」から、「あ〜、気持ちいい〜」と感じる**「自分への最高のご褒美タイム」**に変わる瞬間を。 「私の膝痛には、このお尻のストレッチが効くんだ！」と、自分の体の“トリセツ（取扱説明書）”を理解し、的確なセルフケアができるようになるあなたを。 体がどんどん柔らかく、軽くなっていくのを実感できる毎日。朝、スッと楽に起き上がれる、あの爽快感を。
ワクワクしませんか？
僕たちの役割は、あなたの体の「取扱説明書」を一緒になって見つけ出し、**「どの筋肉を、どのくらいの強さで、どうやって伸ばせばいいか」**を具体的にお伝えすることです。 体の状態をプロの視点で正しく見極めてから、あなたにピッタリ合ったセルフケアを処方します。
あなたのその素晴らしい努力、最高の結果に繋げませんか？ いつでも、そのお手伝いをさせてくださいね。
明大前はり灸院 院長 榊原
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