こんにちは。明大前はり灸院、院長の榊原です。
「先生、最近あまり量を食べていないのに、いつも胃が重たいんです。 お腹が張って苦しいし、消化不良のような感じが続いていて。 胃薬を飲んでもその時だけで、またすぐにズーンと重くなる。 もう歳だから、油物が消化できなくなったんでしょうか…」
50代の方から、このような「原因不明の胃の不調」のご相談をよく受けます。 内視鏡検査でも異常がないのに、不快感が続く。 そんな時は、ご自分のおへその上あたりを触ってみてください。 ひんやりと冷たくありませんか? もし冷たいなら、その不調は消化機能の低下ではなく、胃そのものが冷えて動かなくなっている**「内臓型冷え性」**が原因です。
胃は「お鍋」と同じです
料理をする時、お鍋に火をかけないと食材は煮えませんよね。 人間の胃も同じです。食べたものを消化(調理)するには、胃の中に十分な熱エネルギーが必要です。
しかし、50代になると基礎代謝が落ち、体内の熱を作る力が弱まります。 すると、胃という「お鍋」の下の火が消えかかった状態になります。 そこへ冷たい飲み物や生ものが入ってくると、胃の中は完全に冷え切り、食べたものを消化できずにただ溜め込んでしまいます。 これが、いつまでも残る「重たさ」や、ガスが溜まる「張り」の正体です。
「中脘(ちゅうかん)」にお灸をして、とろ火で煮込む
冷えて機能停止した胃を動かすには、再び火をつける必要があります。
当院では、おへそとみぞおちのちょうど中間にある「中脘(ちゅうかん)」というツボにお灸を据えます。 ここは胃袋のど真ん中に位置し、消化器系全体をコントロールする司令塔です。 ここを温めることは、冷たくなったお鍋の下に、再び種火を入れるのと同じこと。
「お腹の中がゴロゴロと鳴り始めました。なんだか久しぶりにお腹が空いた気がします」 施術中、患者様のお腹から消化活動が再開した音が聞こえてきます。 それは、胃が再び元気に動き出した合図です。
美味しく食べられる幸せを、もう一度
「ご飯が美味しいと思えるようになりました。胃が軽いと気分まで明るくなりますね」 食欲を取り戻した患者様は、顔色までワントーン明るくなられます。
食べることは、生きるエネルギーを作ること。 その胃が冷えていては、元気が出るはずもありません。 胃薬を手放せないその重たさ、私がお灸で温めて軽くします。 旬の食材を美味しく味わえる、健康な胃を取り戻しましょう。
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