夜は眠れず、朝は起きれず…「睡眠スイッチ」どこいった?

こんにちは! 明大前はり灸院の院長、榊原です。

今日は、多くの方が悩んでいるであろう、一日の始まりと終わりに訪れるツラいサイン、**【睡眠】**についてのお話です。

  • ベッドに入って羊を100匹数えても、なぜか頭は冴えわたり、今日の失敗や明日の仕事がグルグル…(寝つきが悪い
  • やっと眠れたと思ったら、小さな物音やトイレですぐに目が覚めて、そこからまた眠れない…(夜中に何度も目が覚める
  • そして朝。目覚ましが鳴っても体は泥のように重く、「あと10分…」がなければ一日が始まらない…(朝起きられない

「私のことだ…」と、今、あくびをしながら読んでいませんか? 一日の疲れをリセットするための睡眠が、いつの間にか「苦行」になっている。こんなに悲しく、そしてしんどいことはないですよね。

あなたの「睡眠スイッチ」が壊れているだけ

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか? それは、あなたの体についているはずの、昼の「活動モード」と夜の「お休みモード」を切り替える**「睡眠スイッチ」**が、うまく作動しなくなっているからです。

思い出してください。自律神経は「アクセル(交感神経)」と「ブレーキ(副交感神経)」でしたね。 夜になると、自然に「ブレーキ」が踏まれて心と体はリラックスし、眠りにつくのが本来の姿です。

ところが、自律神経が乱れていると…

  1. 夜になっても「アクセル」が踏まれっぱなし! 日中の緊張やストレスが抜けず、体はまだ「戦闘モード」のまま。これでは、アクセルを踏みながら車を停めようとするようなもので、眠れるはずがありません。(→寝つきが悪い
  2. 眠れても「ブレーキ」の効きが弱い! 眠りが浅く、常に脳の一部が緊張している状態。ちょっとした刺激ですぐに「アクセル」が踏まれ、覚醒してしまいます。(→夜中に目が覚める
  3. 一晩中、充電できていない! 浅い眠りでは、心と体は十分に休息・修復できません。充電ゼロのスマホと同じで、朝になってもエネルギーがなく、起き上がれないのは当然なんです。(→朝起きられない

これは決して、あなたの気合が足りないからでも、怠けているからでもありません。ただ、体のスイッチが故障しているだけなのです。

鍼灸師は「スイッチの修理屋さん」です

では、この壊れたスイッチをどうすればいいのか。 そこで、僕たち鍼灸師の出番です。僕たちは、いわば**「体のスイッチの修理屋さん」**です。

鍼やお灸で、首や肩、背中など、緊張が抜けずにこわばっている部分を優しく緩めてあげます。 すると、ガチガチだった体から「もう緊張しなくていいんだよ」という信号が脳に送られ、強制的に**「アクセル」から「ブレーキ」へとスイッチが切り替わる**のです。

多くの方が、施術が始まって数分で、深い眠りにスッと落ちてしまわれます。 それは、あなたの体が久しぶりに「心の底から安心していいんだ」と感じて、自らお休みモードに入ってくれた証拠なんですよ。

「夜が来るのが怖い」と感じる毎日から、卒業しましょう。 ベッドに入ると自然にまぶたが重くなり、朝までぐっすり眠れる。そして、カーテンの光で気持ちよく目覚める。 そんな、子供の頃のような心地よい眠りを、もう一度取り戻しませんか?

#不眠症 #中途覚醒 #寝つきが悪い #睡眠障害 #朝起きれない #睡眠の質 #自律神経失調症 #明大前 #鍼灸 #30代女性 #体質改善 #不定愁訴 #世田谷区 #京王線 #井の頭線 #鍼灸院 #東洋医学

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP