午前中のイライラ・だるさ、原因は「朝食抜き」かも?

こんにちは! 明大前はり灸院の院長、榊原です。

「朝は1分1秒が勝負!自分の朝食なんて、食べてる時間ないよ〜!」 「食欲もわかないし、コーヒーだけ流し込んで出社!」

そんな毎日を送っている、頑張り屋さんのあなた。 午前中、こんな不調を感じることはありませんか?

  • なんだか分からないけどイライラする…
  • 強い眠気や、だるさで頭が働かない…
  • 集中力が続かず、簡単なミスをしてしまう…

もし心当たりがあるなら、その不調、**「朝食抜き」による「血糖値の乱高下」**が原因かもしれません。

あなたの体は「血糖値ジェットコースター」に乗っている!?

夜寝ている間も体はエネルギーを消費し続けているため、朝起きた時の私たちの体は、エネルギーが空っぽの**「ガス欠状態」**です。

この状態で朝食を抜いてしまうと、体はエネルギー不足を補うために、アドレナリンなどのストレスホルモンを分泌して、無理やり自分を動かそうとします。これが、午前中のイライラの原因の一つ。

そして、お腹がペコペコのまま迎えたお昼休み。丼ものやパン、パスタなどを一気にかきこむと、今度は血糖値が急上昇! すると、体は慌てて血糖値を下げるホルモン(インスリン)を大量に分泌し、今度は血糖値が急降下します。

この血糖値の激しいアップダウン、まさに**「血糖値ジェットコースター」**です。 この乱高下は、自律神経に非常に大きな負担をかけ、強い眠気やだるさ、集中力の低下を引き起こすのです。

完璧な朝食じゃなくていい。「何か口に入れる」が大事!

「でも、朝からちゃんとしたご飯なんて作れない…」 大丈夫!完璧な和定食なんて、全く目指さなくてOKです!

目的は、「空っぽの胃に、優しくエネルギーを入れてあげて、血糖値の乱高下を防ぐこと」。ただそれだけ。 だから、

  • バナナを1本、皮をむいて食べる
  • ヨーグルトをスプーンで数口すする
  • 前の日の残りの味噌汁を温めて飲む
  • ゆで卵を1つ、口に放り込む
  • 豆乳やプロテインを一杯飲む

これだけで十分なんです。 準備しながら、着替えながら、メイクしながら…。その「ながら食べ」で、午前中のあなたのパフォーマンスと心の安定度は、驚くほど変わります。

東洋医学でも、朝の7時〜9時は、消化を司る「胃」のエネルギーが最も高まるゴールデンタイム。この時間に少しでも食べ物を取り入れることで、一日の活動エネルギー(気)を効率よく生み出すことができると考えられています。

自分をいたわる第一歩は、朝、何かを口にすることから。 明日の朝、まずはバナナ1本から始めてみませんか?

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