東洋医学では「冷えは万病のもと」と考えます。
こんにちは。明大前はり灸院 院長の榊原です。
「私、冷え性だから…」
そう言って、体の冷えを当たり前のことのように感じていませんか? 特に30代、40代の女性の皆さんの中には、手足の冷え、お腹の冷え、腰の冷えなど、常にどこかしら冷えを感じている方が非常に多いように感じます。
私も50代になり、多くの方の体を診させていただく中で、現代女性の「冷え」が想像以上に深刻であることに驚いています。しかし、この「冷え」こそが、不妊に繋がる大きな要因になっている可能性があることをご存知でしょうか?
「冷えは万病のもと」東洋医学の教え
東洋医学では、古くから**「冷えは万病のもと」**という言葉があります。文字通り、体が冷えることは、様々な不調や病気の原因となると考えられています。
例えば、想像してみてください。冷たい水の中では、魚も活発に動きませんよね。私たちの体も同じです。特に、生命の源である子宮や卵巣が冷えていると、その機能は十分に発揮されにくくなります。
現代社会は、冷えやすい要素で溢れています。
- エアコンが効きすぎたオフィス
- 体を冷やす飲食物(冷たい飲み物、生野菜の摂りすぎなど)
- 薄着のファッション
- ストレスや運動不足による血行不良
これらすべてが、私たちの体を日々冷やし続けている可能性があります。
冷えが招く、妊娠への影響
では、具体的に「冷え」が不妊とどう関係するのでしょうか?
- 血行不良と卵巣機能の低下: 体が冷えると、全身の血行が悪くなります。特に、子宮や卵巣といった生殖器周辺の血流が悪くなると、卵巣に十分な栄養や酸素が届かず、卵子の成長や成熟に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 子宮環境の悪化: 子宮が冷えていると、受精卵が着床しにくくなったり、着床しても育ちにくい環境になったりすることが考えられます。ふかふかの温かいベッドで赤ちゃんを迎えたいですよね。
- ホルモンバランスの乱れ: 冷えは、自律神経の乱れにも繋がりやすく、結果として女性ホルモンの分泌にも影響を与えることがあります。生理周期の乱れや生理痛の悪化も、冷えが一因となっている場合が多いです。
- 精神的なストレス: 慢性的な冷えは、体の不調だけでなく、精神的なストレスにも繋がります。イライラしやすくなったり、気分が落ち込みやすくなったりすることも。
「まさか、たかが冷えで…」と思われるかもしれませんが、日々の積み重ねが、大きな影響を与えていることがあるのです。
東洋医学で根本から「温める」
当院の鍼灸治療は、この「冷え」に対して、根本的なアプローチを行います。
- 全身を温める:お腹や腰、手足のツボに鍼やお灸を施すことで、体の中からじんわりと温め、血行を促進します。特に、子宮や卵巣への血流を改善することを重視します。
- 気の巡りを整える:ストレスや緊張による気の滞りは、冷えを悪化させます。鍼灸は自律神経のバランスを整え、心身のリラックスを促すことで、気の巡りをスムーズにします。
- 体質改善を促す:患者さん一人ひとりの冷えの原因(例えば、血の不足による冷え、水分の代謝が悪いことによる冷えなど)を見極め、その体質に合わせた施術で、冷えにくい体へと導きます。
実際に治療を受けられた患者さんからは、「手足がポカポカするようになった」「生理痛が軽くなった」「冷えを感じにくくなった」といった嬉しいお声をたくさんいただいています。体が温まり、血の巡りが良くなることで、心も体も前向きになれる。その変化こそが、妊娠への大きな一歩となるのです。
冷えを放置しないで、今からケアを始めましょう
もし、あなたが日頃から体の冷えを感じているなら、決して見過ごさないでください。それは、あなたの体が発している大切なサインです。
「もう妊娠は無理なのかな…」と諦める前に、東洋医学の知恵で、あなたの体を「温かい赤ちゃんを迎え入れる準備の整った体」へと変えていきませんか?
私たちは、あなたの「赤ちゃんが欲しい」という強い願いを、心から応援しています。冷えから解放され、心身ともに健やかな状態で妊活に取り組めるよう、全力でサポートさせていただきます。
いつでもお気軽にご相談ください。
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