こんにちは！明大前はり灸院の院長、榊原です。
「ハイヒールは膝に悪いって言うし、私は断然、楽ちんなペタンコ靴派♪」 …そう思って、膝をいたわっているつもりの、そこのあなた。そのお気持ち、素晴らしい！…と、言いたいところなのですが、実はそこに意外な落とし穴が潜んでいるんです。
「えーっ！ヒールもダメで、ペタンコ靴もダメって…じゃあ一体何を履けばいいのよ！」 って、叫びたくなりますよね。本当に、おっしゃる通りです。
問題なのは「ヒールの高さ」だけではありません。一番の黒幕は、靴底の**「クッション性のなさ」**なんです。
想像してみてください。 フカフカの芝生の上を裸足で歩くのは気持ちいいですよね。でも、硬いアスファルトの上をずっと裸足で歩き続けたらどうでしょう？…足の裏も膝も、すぐに悲鳴を上げるはずです。
実は、靴底の薄いペタンコ靴は、まさにその**「アスファルトを裸足で歩いている」**状態を毎日作り出しています。地面からの衝撃（地面反力）が、フィルターなしであなたの足裏、足首、そして膝をダイレクトにガンガン攻撃しているんです。
良かれと思って選んだ靴が、知らず知らずのうちに膝をいじめていたなんて、なんだか裏切られた気分になりますよね。
でも、大丈夫。これからの未来は変えられます。 靴屋さんでデザインの可愛さだけでなく、「この子（靴）、私の膝をちゃんと守ってくれるかな？」と、自分の体をいたわる視点で、賢く相棒を選べるあなたを想像してみてください。
気持ちのいい秋晴れの週末。 痛みを気にせず、公園の紅葉の中をどこまでも歩いていける。ウィンドウショッピングで何軒お店をハシゴしても、足取りが軽い。そんな休日って、最高にワクワクしませんか？
僕たち鍼灸師の役目は、今までの衝撃でダメージが蓄積してしまった膝や、その原因となっている足首、骨盤を丁寧にケアして**「体をリセット」**することです。 ガチガチになった足裏を緩め、衝撃に耐えられる強い土台を作り直すお手伝いをします。
靴選びの視点を、ほんの少しだけ変えてみませんか？ あなたの膝を守れるのは、他の誰でもない、あなた自身ですからね。 靴選びのご相談も、いつでも乗りますよ。
明大前はり灸院 院長 榊原
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