つわり中の食事、どうしてる?東洋医学から見た食養生のヒント

こんにちは! 明大前はり灸院、院長の榊原です。

食べ物の匂いを嗅いだだけで、気分が悪くなる。 昨日まで食べられたものが、今日は全く受け付けない。 「赤ちゃんのために栄養を」と思えば思うほど、食欲がなくなっていく…。

つわりの時期は、本当につらいですよね。お気持ち、痛いほどよく分かります。 まず、一番大切なので先にお伝えします。この時期に、決して無理をする必要はありません。

大原則は、「食べられるものを、食べられる時に、食べられるだけ」。 栄養バランスは、また食べられるようになってから考えれば大丈夫。今はまず、この辛い時期を乗り切ることを最優先にしましょう。

その上で、東洋医学の知恵である「食養生(しょくようじょう)」から、少しでも楽になるためのヒントをいくつかご紹介します。

東洋医学では、つわりは「胃」のエネルギー(気)が、本来の下向きの流れとは逆に、上へ上へと突き上げてくることで起こると考えます。 ですから、この胃の逆流を鎮め、優しくいたわってあげる食べ物が、あなたの味方になってくれます。

【つわり中の食養生3つのヒント】

1.「吐き気の聖薬」生姜(しょうが)を味方に 生姜は、古くから胃を温め、吐き気を鎮める働きがあることで知られています。 温かいスープや味噌汁に少しすりおろして入れたり、さっぱりとしたガリ(生姜の甘酢漬け)を口にしたり。生姜湯やジンジャーエールも良いですね。

2.「酸っぱいもの」で、気の巡りを整える 梅干しやレモン、柑橘類などの「酸味」は、乱れた気の巡りを整え、食欲を促す働きがあります。さっぱりとして食べやすいものが多いのも、嬉しいポイントです。

3.胃を冷やさない「温かいもの」を 冷たい飲み物や食べ物は、弱った胃にさらに負担をかけてしまいます。常温のお水や、野菜スープ、お粥など、消化が良く、体を内側から温めてくれるものを選びましょう。

鍼灸治療で、根本からサポート

こうした食養生と合わせて、鍼灸治療を行うことで、つわりの原因となっている胃の働きや自律神経の乱れに、直接アプローチすることができます。手足にあるつわり点(特効穴)を刺激することで、多くの方がその場で吐き気がスーッと楽になるのを実感されます。

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食べられない辛さ、一人で抱え込まないでください。 つらい時期は、必ず終わりが来ます。それまで少しでも快適に過ごせるよう、鍼灸と食養生の両面から、全力でサポートさせてください。

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