体、充電できてますか?寝ても取れないダルさの正体。

こんにちは! 明大前はり灸院の院長、榊原です。

今日は、特定の場所が痛いわけではないけれど、**「とにかく全身がツラい…」**という、ボディブローのようにじわじわと効いてくるサインについてお話しします。

  • 8時間寝たはずなのに、朝から体が鉛のように重くて起き上がれない…(異常なだるさ
  • 夕方にはもうHP(体力)がゼロ。ソファに倒れ込むのがやっと…(慢性疲労感
  • 夏のオフィスでも、指先や足先だけが氷のように冷たい…(手足の冷え
  • 時々、手や足がジンジン、ピリピリする…(しびれ

「私のことだ…」と思ったあなた。周りからは「疲れてるだけじゃない?」「もっと頑張れば?」なんて言われて、このツラさを誰にも理解してもらえず、孤独を感じていませんか? 「私が怠け者なだけなんだ…」と、自分を責めてしまっていませんか?

断言します。あなたは、決して怠けてなどいません。 それは、例えるなら**「充電器が壊れたスマホ」**と同じ状態なんです。

犯人は「充電できていない」こと

以前、自律神経は「アクセル(交感神経)」と「ブレーキ(副交感神経)」だとお話ししましたね。 実は、私たちの体が本当に休息し、エネルギーを充電できるのは、「ブレーキ」がしっかりかかっている時だけなんです。

ところが、自律神経が乱れているあなたの体は、夜、ベッドに入ってからも頭の中はグルグル…。無意識に歯を食いしばっていたり、体に力が入っていたり…。 つまり、寝ている間もずっと「アクセル」が踏まれっぱなしの状態。

これは、スマホを充電器に挿しているのに、裏では重たい動画を再生し続けているのと同じです。充電マークは付いているのに、バッテリーは一向に増えない。それどころか、むしろ減っていく…。 だから、いくら寝ても疲れが取れないのは当たり前なんです。

また、常にアクセルが踏まれた「戦闘モード」では、体は生きるために重要な心臓や脳に血液を集中させます。その結果、末端である手足への血流が後回しになり、血液が届きにくくなる。これが、一年中続くツラい「冷え」や「しびれ」の正体です。

鍼灸は「急速充電」のスイッチです

では、この壊れた充電器をどうすればいいのでしょうか? そこで、僕たち鍼灸師の出番です。 鍼灸の役割は、あなたの体に**「強制的に電源をOFFにする」スイッチを押し、「急速充電モード」**に切り替えるお手伝いをすることです。

鍼で首や肩、背中の深い部分の緊張を緩め、お灸で手足のツボを温めることで、全身の血流を劇的に改善します。 「アクセル」から「ブレーキ」へとスイッチが切り替わると、体は初めて心からの休息モードに入ることができるのです。

施術中に手足がポカポカと温かくなってくるのは、血流が末端まで届き始めたサイン。多くの方が、その心地よさにスヤスヤと眠ってしまわれます。それこそが、体が本当に充電を始めた瞬間です。

もう、「気力」だけで一日を乗り切るのはやめにしませんか? 朝、スッキリと目覚め、一日中エネルギッシュに活動し、夜は心地よい眠りにつく。 そんな、充電満タンでパワフルな毎日を、一緒に取り戻しましょう。

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